駱駝祥子 (Rickshaw Boy)

著者:老舎 出版:1937年 出版社:人民文学出版社 (簡) / 聯経出版 (繁)

20世紀初頭の北京を舞台に、自分専用の人力車を持つことを夢見て過酷な労働に身を投じる青年・祥子の転落を描いた中国リアリズム文学の金字塔です。老舎特有のユーモアと、北京語の豊かな口語表現(方言)が織りなす文体は、当時の下層庶民の悲哀と都会の冷酷さを鮮烈に描き出しています。近代中国が抱える社会矛盾を鋭く突きながらも、人間性の深淵に迫る本作は、今なお色褪せない名作として読み継がれています。

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